1000日ぶりに彩開したトルコキキョウの
花物語



震災営農再開は、復興という花の彩開

福島県川俣町山木屋地区の8軒の花卉農家で構成されている「あぶくまカットフラワーグループ」。福島の特産の花として、特に夏場のトルコキキョウのクオリティの高さに定評があります。

2011年、福島第1原発事故の影響により、この地区は避難区域に指定され、震災後は、生産活動の中止を余儀なくされました。2013年、本格除染がスタート。避難指示区域に再編されるなど復興に向けた取組みが行われる中で、2014年には、念願の活動を再開しています。

 希望を持ち続け、お互いのチームワークと信頼を強固なものにして、より花の栽培を探求し、4年ぶりとなる営農を実現しました。

被災地の農業の復活。「あぶくまカットフラワーグループ」の一歩は、復興から創造へと新しく歩み出す取組みでもあります。